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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
前の記事で書いたように
マスネー作曲タイスの瞑想曲のヴァイオリンのソロの冒頭では
これもまた前の記事で書いたように
ヴァイオリンならではの音程の取り方で
の音を弾きます。
ではなく
下掲こそが「アヒル」だと言っているようなものです(大笑)
しかも
素人というのは、その物事の素人が玄人っぽく語ると感心してしまうことから
リアリティとしての奏法も音程の取り方も知らずわからず習わない既述のような者が
イメージばかりそれぽっく(笑)論じ、それらしく弾くようなやりかたを教えると
リアリティとしての奏法も音程の取り方も知らずわからず習わないまま
イメージとしてそれぽっく(笑)奏で、それらしく弾くだけの指導に就き従う有様は
まさに下掲にも似た状況を想起させられます。
せっかく好きで習い始めて真剣に学び奏でたい…と思っていたヴァイオリンで
リアリティとして本来のヴァイオリンの奏法や音程の取り方を習えている人と
イメージとしてそれっぽく(笑)語られ、それらしく奏でるだけになっている人では
では
リアリティとしてきちんと学び弾き、まさしくヴァイオリンの奏法が学べているのか
イメージとしてそれっぽく(笑)奏で、それらしく弾くだけのレッスンなのか
ということを見分けるためには
前の記事で掲げた『バガニーニ指標』もひとつの判断基準になると思います。
そして
もうひとつの指標として
『イザイ/無伴奏ヴァイオリン ソナタ』をどう捉えるか?ということもまた
リアリティとしてきちんと学び弾き、まさしくヴァイオリンの奏法が学べているのか
イメージとしてそれぽっく(笑)奏で、それらしく弾くだけのレッスンなのか
ということを見極める判断の拠り所になると考えています。
というのは
私のレッスンでは、私のサイトで掲げた
『イザイ/練習曲と音階』を使っている…ではなく
『イザイ/練習曲と音階』を初心者のレッスンの際も使っている…でもなく
『イザイ/練習曲と音階』を初心者のレッスンでこそ使っている…と書くと
ではなく
しか知らない人の意見なのです。
これは『イザイ/10の前奏曲集』の譜面で
YSAŸE
Op.35
DIX PRELUDES
既述の 『イザイ/練習曲と音階』の譜面は
このようなものなのです。
ですから
私のサイトにも書いたように
『イザイ/練習曲と音階』という教材は
『イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ』と同様に高度で難解な音階教本であると
思われてしまいがちですが
門弟達の意見も汲んだものを、かのシゲティが編んだ音階教本であり
イザイが即興的に日々練習していた基となる素材を纏めた音階教本なため
そうしたイザイも日々練習していた基となる素材という点で
即興的に改編したりせずにそのまま使えば、むしろ初心者向けの教材となるのです。
YSAŸE
Exercices et gammes
そして
イザイ自身がヴァイオリン弾きであったことから
『練習曲と音階』がヴァイオリン弾きならではの練習の要素で構成されているように
『無伴奏ヴァイオリンソナタ』もまたヴァイオリン弾きならではの音形が並び
一見複雑でも、実際にはヴァイオリンとして弾き易く
それに対して例えば
それに対して
イザイよりもベートーヴェンのほうが弾くのが難しい…と言っている人こそは
飼っているアヒルというのが、まさに下掲だった…というようなもので
無伴奏ヴァイオリンソナタは一見複雑でも、実際にはヴァイオリンとして弾き易く
『ヴァイオリンの魔法 イザイ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタと正確な音程の秘密』
でも書いたように
正統派ヴァイオリニストとして知られるフランク・ペーター・ツィンマーマンは
イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタを10歳の頃から弾いて、しかもそれを
バッハ/無伴奏ヴァイオリン ソナタ&パルティータを弾く準備として弾いていたと
言っていました。
という
フランク・ペーター・ツィンマーマンによる
イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタの録音は
この作品のひとつの理想とも言える演奏になっているだけではなく
様々なCD…というよりも
膨大なCDを次々と聴き続けていた玉木宏樹氏も
「私は過去、リッチ、クレーメル、ベンヤミン・シュミットを持っているが、
そのすべてを凌駕してる」
「BGMとしても聴けるということは素晴らしい。
というのも他の演奏家はハラハラドキドキして
安心して聴いていられないからだ。」
とネット上の日記に綴られていました。
Eugène Ysaÿe
Six Sonates Pour Violon Seul, Op. 27
G.SCHIRMER
演奏の際にページをめくるのに支障がないように構成された楽譜も出版されたので
Ysaÿe
Sechs Sonaten für Violine solo
G.Henle Verlag
冒頭では一応この楽譜とツィンマーマンのCDを一緒に並べて撮りましたが
ツィンマーマンが既掲のCDを録音した頃にはこの版は未だ無かった…というよりも
10歳の頃からこの曲を演奏していたツィンマーマンにしてみれば
この曲を演奏する際に楽譜のページをめくるのに…云々などということは
無関係であることは言うまでもありません(笑)
ちなみに
私のレッスンでは既述の『バガニーニ指標』の記事で書いたように
『パガニーニ/24のカプリース』をレッスンしている生徒さんが複数居ますが
そのように
『パガニーニ/24のカプリース』をレッスンし始めている生徒さんには
『イザイ/無伴奏ヴァイオリンソナタ』もレッスンしています。
と同時に
そこまでのレベルに達している生徒さん方だけではなく
そこまでのレベルに達していない生徒さんにも既述の
『イザイ/練習曲と音階』をレッスンで使うことによって
イメージとしてそれっぽく(笑)奏で、それらしく弾くようなヴァイオリンではなく
リアリティとしてそのものとして奏で、まさしくヴァイオリンをヴァイオリンとして
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