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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
例えばベートーヴェンはヴァイオリンを弾いた…とはいえ、自身のソナタのハイ・ポジションのフィンガリングで総て1の指を直筆譜に記載してしまっている例もあるので演奏の腕前は素人レベルでしかないようで、そうしたことからヴァイオリンの作品でもヴァイオリンで弾き難い音形が頻出していますし
例えばバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ&バルティータは実によくできた作品…とはいえ、ヴァイオリン弾きにとって弾き易いとはいえない音形が多く含まれています。
ヴァイオリンで細部まで弾き易く細部まで良く鳴り
ヴァイオリンで細部では弾き難く細部では鳴り難いといえます。
サン=サーンス/序奏とロンド・カブリチオーソは
ヴァイオリンで弾き易く良く鳴るものの
ヴァイオリンで細部では弾き難く細部では鳴り難い曲だといえます。
そのため
玄人であれば、その奏者が玄人気取りかド素人であることがわかり
素人の耳にも、その演奏は何かパッとしないと感じているのに
弾いている本人はご満悦な例を見聞きすることがありますが(笑)
呆れるばかりで、笑うにわらえません。
一方で
サン=サーンス/序奏とロンド・カブリチオーソは
特に二つの点に留意することで
ヴァイオリンで弾き易く良く鳴ることを活かせる作品になります。
では
特に留意すべき二つの点は何なのかといえば
第一には音程の取り方で
これは冒頭からいきなり考慮すべきことがあり
第二には運弓のやり方で
これは殆どの実演や録音で楽譜を大幅に改訂している箇所があるのに
何故かそれが全く論じられないのは不思議で仕方がありません。
ということで
参考となる録音が多数ありますが
実演や録音で楽譜と全く異なる運弓の弾き方をしている箇所について
冒頭既掲のCDと、他に1つか私は知りません。
ミンツ(ヴァイオリン)
メータ指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団
SAINT-SAÉNS INTRODUCTION AND RONDO CAPRICCIOSO
INTERNATIONAL MUSIC COMPANY No.1426
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