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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
ヴァイオリンでは
基本的に旋律はピタゴラス、和音は純正律ということになり
旋律に対して純正律で和音を添えようとしても、和音に開放弦が含まれる時には
開放弦の音程は変えられないため、旋律に対して純正律で和音を添えられなかったり
複数の旋律が並立する場合、旋律のどちらに対して和音を添えるかという問題も生じ
複数の旋律が重複する場合、旋律の音程同士では和音として濁る場合もあり
バッハの作品では重音以外の単音の音形にも複数の旋律が内包されていることが多く
バッハ/2つのヴァイオリンのための協奏曲ともなれば、一挺ではなく二挺で
既述のような問題を奏者が相互に制御&微調整する必要がある…と前の記事で
書きました。
そして
バッハ/2つのヴァイオリンのための協奏曲をそのような有様で弾いたりしていては
以前の記事で書いたように、ただ単にガチャガチャと弾いているだけの演奏になり
バッハ以外でも、それっぽい(笑)だけで散らかった演奏しかできなくなる…とも
書きました。
と書くと
いくら譬え話としても、何のことを言っているのかわからないと思いますので(笑)
詳しく書くと
山手線の駅の数は路線図のように29駅で
山手線の編成の数は同時に最大で49本が運行されているそうですが
もしも仮に29本の車両を一斉に29の駅に停車させておいて
そのうえで29本の車両を一斉に29の駅で同時に発車させることはできても
その車両の総てを同じ速度で次の29の駅に同時に到着させることはできないのは
路線図とは違って実際にはそれぞれの駅~駅の距離が総て等間隔ではないからです。
と書くと
山手線の駅は、駅~駅の距離が総て等間隔…などということはないものの
既掲の譜例の音程は、音~音が総て半音で等間隔では?と思った
そこのあなた!(笑)
ではなく
であって
総て同じ半音ではなく半音と半音で夫々異なる…などということは
ヴァイオリンの基礎を正しく指導している先生なら当然教えている筈ですし
ヴァイオリンの基礎を正しく指導されている生徒は当然教わっている筈なのです。
事実
以前の記事で書いたように
かつて師事していた平野先生は「基礎はスミさん、演奏はスミくん」と仰ったのは
平野先生よりも年上だったのがスミさんで
平野先生よりも年下だったのがスミくんだったから…では分らないと思いますので
正確に書くと
平野先生よりも年上だったのが、かの歴史的名教師の鷲見三郎先生で
平野先生よりも年下だったのが、同じ歴史的名教師の鷲見四郎先生で
かのレオポルト・アウアーの高弟のニコライ・シフェルブラット先生が
四郎先生を指導しているのを見て、その指導方法を学ばれたのが三郎先生だったので
三郎先生も、既掲の譜例も含めて半音に違いがあることは当然指導されていましたし
ではなく
と書くと
それは、チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲の初演を断るも後に真価を認めた
レオポルト・アウアーの直系のみが勝手にやっている特殊なやり方だ!などと
思ったりする人も居るのかもしれませんが(笑)
Practice
250 step-by-step practice methods for the violin
by Simon Fischer
既述のように
総て同じ半音ではなく半音と半音で夫々異なる…などということは
ヴァイオリンの基礎を正しく指導している先生なら当然教えている筈ですし
ヴァイオリンの基礎を正しく指導されている生徒は当然教わっている筈なのです。
と思いきや
ヴァイオリンの基礎が実は全く習えていないような教えるに値しない先生?は
ヴァイオリンは響きを聴いて音程を確定できる…などということも知らないうえに
ヴァイオリンの半音は半音と半音で夫々異なる…ということも知らないため
「クロマティック・チューナー」で半音が総て計測できるだの(はぁ?(笑))
「大きく外れた音程で弾くより、チューナーで平均律」(はぁ~?(大笑))
などと妄言を述べつつ、全音は指を広く、半音は指を狭く…としか言えず
ヴァイオリンをヴァイオリンとして響かせることもできずに音色…云々と言いながら
ヴァイオリンをベ~ベ~ボ~ボ~と響かせ悦に入る生徒を粗製濫造するのです。
さらには
以前の記事で書いたように
ヴァイオリンという自ら音程を作る作音楽器では音程の取り方は基礎中の基礎で
その指導には正確な知識と緻密な観察に基づく訓練の反復が必須にもかかわらず
そうした指導を受けられない者や、そうした指導を受けたことがない者が巷に溢れ
兎に角ひいて弾いて弾きまくって徐々にそれっぽい音程に近づけているような人が
アマチュアのみならず音大卒生やプロのなかにも大勢居るという現実があるため
既述のような半音の違いを習っていない音大卒生やプロも大勢居る…どころではなく
既述のような半音の違いを知らない先生は街中のみらず音大にさえ大勢居るのです。
えっ?
自分の習っている先生はキチンとレッスンしているから、そんなことは教えている!
自分の習っている先生はT朋或いはG大卒の先生だから、そんなことは習っている!
自分の習っている先生は海外の○○音大に留学したから、そんなことは分っている!
自分の習っている先生は有名オーケストラの団員だから、そんなことは知っている!
自分の習っている先生はその曲を弾いたりしているから、そんなことはできている!
と言われてしまうかもしれませんし
確かに上掲のような半音の違いを教わりわかっている先生もいらっしゃいますが
一方で上掲のような半音の違いも知らない先生?擬きも大勢居るのです。
是非一度
ではなく
などと書くと
既掲の書籍を慌てて買い込んで
Practice
250 step-by-step practice methods for the violin
by Simon Fischer
半音には、調号による半音と、臨時記号により生じる半音もあり
そうした関係から
半音は広い半音になり
半音は狭い半音になるという、にわか知識を仕入れる
先生?擬きも居るかもしれません(笑)
それが果たして、にわか知識か否かを判別するためには
という譜例を
ではなく
もっとも
既掲のような質問をして
自分が習っている先生はキチンと教えていた筈なのに、そんなことも答えられない?
自分が習っている先生はT朋或いはG大卒の先生なのに、そんなことも習ってない?
自分が習っている先生は海外の〇〇音大に留学したのに、そんなことも分ってない?
自分が習っている先生は有名オーケストラの団員なのに、そんなことも知らない?
自分が習っている先生はその曲を弾いたりしているのに、そんなことはできてない?
となった際には
自分の先生はキチンと教えていると思ったら、実は弾きまくらせているだけだった
自分の先生はT朋或いはG大卒の先生なのに、実は弾きまくっていただけだった
自分の先生は海外の〇〇音大に留学したのに、実は弾きまくっていただけだった
自分の先生は有名オーケストラの団員なのに、実は弾きまくっていただけだった
既述のように、鷲見三郎、四郎先生も、勿論音程も熱心に緻密に指導され
そうしたこともあって、門弟達は多くのコンクールで優勝していましたが
最近のネット上には、内外のコンクールが云々…という話を連ねたサイトがあり
そうしたレベルの人達の指導なら、やはり当然、音程の指導が中心…と思いきや
「レッスンでは、なかなか音程までは手が回らないものです」と書かれているので
そのサイトは、所詮は門外漢が適当に情報を掻き集めただけ…と思っていましたが
そのサイトは、まさに世の中の現実の情報を掻き集めていたようなのです。
既述のような半音の違いはおろか、そもそも音程の取り方を指導しない
というよりも先生自体が音程の取り方を知らないので、弾きまくらせるしかない
といったレッスン擬きが巷に蔓延している…という話をよく耳にします。
けれども
既述のように半音には半音と半音があることや
以前の記事でも書いたように響きを聴いてヴァイオリンの音程を確定させることは
なにもコンクールや専門家の人達…云々ではなく、趣味で習う人達にとっても
初歩段階から教えられるべき基礎中の基礎であることは言うまでもありません。
そして
そうしたヴァイオリン本来の音程の取り方をレッスンしてもらえていない人達は
ピアノはいくら叩いてみても、そもそも半音と半音の区別がない楽器であることや
CDではヴァイオリンの響きを聴いて音程を取る手段も手掛かりも得られないことや
更には指板にシールを貼ったりチューナーを使ったところで
つまり
このブログで何度も書いているように
せっかく好きで習い始めて真剣に学び奏でたい…と思っていたヴァイオリンで
リアリティとして本来のヴァイオリンの奏法や音程の取り方を習えている人と違い
イメージとしてそれっぽく(笑)語られ、それらしく奏でるだけの人達というのは
なのです。
既述のようなヴァイオリンの本来の音程の取り方がわからない先生?のもとでは
本来の響きの聴き方が学べず、そうしたことから楽器や楽弓も正しい選択ができず
リスナーか楽器オタクの目線で、それっぽい(笑)能書きを並べ立てられるだけで
プレーヤーは選択せず返品さえするものを選んで悦に入ってしまう可能性も高く
であればこそ私は
以前の記事で書いたように、私のレッスンで
例えば標準的な生徒さんに対する指導内容を箇条書きにしてみると
自作のウォーミングアップの教材 その1(音程の取り方も学ぶ)
自作のウォーミングアップの教材 その2(音程の取り方も学ぶ)
自作のウォーミングアップの教材 その3(音程の取り方も学ぶ)
自作のウォーミングアップの教材 その4(音程の取り方も学ぶ)
自作の右手の教材 その1 (音程の聴き方も学ぶ)
自作の右手の教材 その2 (音程の聴き方も学ぶ)
自作の右手の教材 その3 (音程の聴き方も学ぶ)
自作のビブラートの教材 (音程の聴き方と取り方も学ぶ)
自作の左手の教材 その1 (音程の取り方も学ぶ)
自作の左手の教材 その2 (音程の取り方も学ぶ)
ŠEVČÍK のある巻のある部分 (音程の取り方も学ぶ)
ŠEVČÍK の別の巻のある小節 (音程の取り方も学ぶ)
ŠEVČÍK の別の巻のある小節 (音程の取り方も学ぶ)
ある音階練習教本のある小節 (音程の取り方も学ぶ)
ある音階練習教本の他の部分 (音程の取り方も学ぶ)
YSAŸE の音階教本のある部分 (音程の取り方も学ぶ)
YSAŸE の音階教本の別の部分 (音程の取り方も学ぶ)
YSAŸE の音階教本の別の小節 (音程の取り方も学ぶ)
YSAŸE の音階教本の別の部分 (音程の取り方も学ぶ)
CARL FLESCH 音階のある部分 (音程の取り方も学ぶ)
CARL FLESCH 音階の別の部分 (音程の取り方も学ぶ)
エチュード (1曲全部ではなく、時には数段や数小節)
課題曲 (楽章全体ではなく、時には半分や数十段)
という内容でレッスンしています。
と書くと
箇条書き…というよりも
過剰過ぎ…と思われるかもしれません(笑)
けれども
各音の「正確な音」を「具体的」に一つひとつ認識し確認しながら
時には数段や数小節で具体的に指導しているので
エチュードと課題曲までの部分の総量は、エチュード1曲分程度しかありませんし
エチュードと課題曲それ自体についても、半分や数段や数小節ずつを徹底して復習い
エチュードと課題曲の部分も含めて総て、数週間~数か月にわたり同一内容に留め
部分ぶぶんで確実に仕上がらなければ一音たりとも先には進めず
部分ぶぶんで着実に習得していくので、課題としては決して過剰ではありません。
そして
前の記事で書いたように
水滴が一滴いってき徐々に溜まるかの如くに、一音いちおん耳を傾けらながら習得し
水滴の一滴いってきに濁りがない時澄んだ水が溜まるように、一つとして疎かにせず
着実に、確実に学び重ねていかなければならないのです。
そうしたなか
水滴つながり…というわけではありませんが
私はこちら側の世界…すなわち
ヴァイオリンの本来の奏法や正しい学習方法を学び重ねる世界において
ヴァイオリンがうまくなる「生命の水」を発見した!…などと書くと
これこそは「オレオレ詐欺」でもなければ「ヤレヤレ詐欺」でもなく
ストレートに「詐欺」ということになると思いますが(笑)
ヴァイオリンがうまくなる「生命の水」!? ではなく…ということで
では何なのか?…と前の記事で書きましたが
それは
なのです。
これは、フロム・ザ・バレルというウイスキーで
このウイスキーは、複数の原種を樽のなかで再熟成させているとはいえ
恐らくはその樽は、既に他のウイスキーの熟成で使い終わった樽の再利用でしかなく
さらにはその酒は、複数の原種を再熟成しているとはいえノン・エイジで
アルコール度数も比較的高い製品です。
そのため
そうしたアルコール度数の高さから
それを飲む際には私はその都度、一日のアルコール摂取量を計算し計量するとともに
さらには下掲のようなボトルを使って熟成…というよりも
それっぽく(笑)にわか熟成擬き?をすべく
https://matome.naver.jp/odai/2142531261316851301
http://shop.shigaraki-labo.co.jp/shopdetail/012000000001/order/
飲むことになる数週間前から、それっぽく(笑)熟成擬き?をさせているボトルと
数週間を経て飲んでいる間も、それっぽく(笑)熟成擬き?を続行させるボトルの
2本を用意して
ウイスキーをこのボトルに入れた後は、ウイスキーのアルコール分が飛ばないように
このボトルのコルクの周囲を、下掲のフィルムで密封して保管するとともに
飲む際には
下掲のようなグラスまで用意して、少しでも香りが楽しめるように工夫し
更には少しでも香りを損なわないようにウイスキー自体はストレートで飲みつつ
チェイサーとして飲む水も、このウイスキーを引き立てる製品を選んでいます。
他にいくらでも良いウイスキーがあるだろうに…という声が
聞こえて来るかもしれませんが(笑)、それでもやはりこのウイスキーなのです。
このウイスキーの瓶は他のワインボトルや酒瓶よりも角ばっているうえに堅牢なため
中身が入っていなければ周囲に音を反射しつつ、自らは振動し難いので
部屋の隅の床の上に並べて置くと
ヴァイオリンの重音の音程の取り方 ~その2~の記事中で掲げた
といった
ヴァイオリンの正しい重音の練習のためには、その聴取が不可欠な差音が
より一層聞こえ易い、というよりも正確には、より一層室内に響きわたるので
即ち、重音の音程が正しく取れているかいないかが一層判断し易くなる点で
ヴァイオリンがうまくなる練習環境を実現させてくれるウイスキーの空き瓶
なのです。
えっ?
誰ですかぁ~
買ってきて中身だけ捨てちゃえばいい…だなんて思ったのは(笑)
もっとも
そもそもこのブログはブログの目次のページにも記したように
レッスンを申し込まれる判断材料として
レッスン方針・レッスン形態のページなどとも併せてご覧いただくために
書いているものですが、それすらさえ通じることなく
このブログを眺めて悦に入るだけ…という方も居るようなのです(笑)
早速フロム・ザ・バレルを買って来て飲んで部屋の隅に空き瓶を並べる…ではなく
それっぽく(笑)何か角ばったガラス製の食器や空き瓶などを部屋の隅に並べてみて
それっぽく(笑)響きが変わったような気になるだけで
差音が聞こえる重音の音階練習など指導されることもないままに終わる人も
現れたりするのかもしれません。
残念です。
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