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イワモト ヴァイオリン教室のブログへようこそ。
イワモト ヴァイオリン教室では
「正しい音程」 (正確な音程)
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための
基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に
各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。
交響曲
なかでも、ベートーヴェンが遺した9つの交響曲は有名ですし
さらには、ブルックナーもまた9つめの交響曲を書いて亡くなっていて
そのため、マーラーは9つめの交響曲を『大地の歌』という作品名にしたものの
ということで
クラシック音楽好きであれば奏者も聴衆も、その知る曲数の多少にかかわらず
それぞれ好きな交響曲、思い出の交響曲、などと色々あると思いますし
とはいえ
ドラティによる全集のCDが発売される何十年も前の学生時代には
未だハイドンの交響曲の総てを聴き覚えてはいませんでしたが
そうしたなか
ケルンのハイドン研究所の理事も務めた中野博司先生とお話しする機会があり
私がハイドンの交響曲以外の作品もLPや楽譜で殆ど知っていることに驚く
というよりも、呆れていらっしゃいました(笑)
と透かさず
中野先生は「それは何もあなたのように、ケッヘル番号を言えば即座にモーツァルト
のどの作品かメロディーとともにわかる…という程の記憶力は必要なくて
ほんの数秒、それも数音前の音までは記憶しておく記憶力が必要で
それが無いと、音楽を音楽として認識できないのです」と仰られました。
つまり
だけでは、ただの[ソ]の音だけですし
でも、それは[ソ]の音の前に休符が付いただけで
となると音楽になる
(かの有名なベートーヴェンの交響曲第5番の冒頭です)
中野先生が指摘されたように
ほんの数秒、それも数音前の音までは記憶しておく記憶力のお蔭で
音楽を音楽として認識できているからだ…という説明をしてくださいました。
私は前の記事の最後で
ヴァイオリンにおけるヴァイオリンならではの音程の取り方を知らないと
「最初」の一音で、聴き手を魅了…ではなく、ずっこけてしまう(笑)
「最重要な事例」がある
と書いたのは、正確には
ヴァイオリンにおけるヴァイオリンならではの音程の取り方を知らないと
「最初」の二音で、聴き手を魅了…ではなく、ずっこけてしまう(笑)
「最重要な事例」がある
ということになりますが
それは
具体的には
における
そしてその際
それは
として
とはいえ
それだけでは、前の記事で書いたように
例えば
「ヴァイオリンでは左手の形が良くないと音程が良くならない」だの
「長3度の重音では音程の間隔は広いものの運指における指の間隔は狭くなる」
などと言われただけで
それでは手の形だけで音程の取り方には言及していないのと同じことになります。
というように
として
それなら今度は
まず
として
その[シ]の音程を基にして
取った音程で
どこまでがその高くする許容範囲であるかという物理的に明確な基準についても
ヴァイオリンにおけるヴァイオリンならではの音程の取り方を知らないと
「最初」の二音で、聴き手を魅了…ではなく、ずっこけてしまう(笑)
「最重要な事例」ということで
「最初」という点でも“一丁目一番地”であり
「最重要な事柄」でも“一丁目一番地”であることから
この記事では
『“一丁目一番地” は “一丁目一番地” だった ~その3~』と題しました。
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