内外の出版社から複数の版が出版されていますが
ガラミアンの校訂によるインターナショナル版を参照するようにしています。
理由は
ジュリアード音楽院のヴァイオリン科の初代の主任教授にして
数多の歴史的名奏者を育成したガラミアンの
その運指や運弓の校訂に見て取れるからです。
そのため
ガラミアンの校訂譜における運指・運弓を
何故そのような運指・運弓となっているのかという点に
より多彩で発展的なヴァイオリン演奏の基礎を学習することができます。
ただし
上掲の画像のガラミアン校訂譜(インターナショナル版)のフィンガリングは
初心者のレッスンの際にはドイツで出版されている別の版も使用しています。
専門家を目指す方だけではなく、趣味で習う方にも
「本格的な音色」(美しい音)でヴァイオリンを弾くための基礎的な演奏技術を大切に指導し
一音いちおん丁寧に各人の進捗に合わせた課題をレッスンしています。